iCloudのファミリー共有機能のデメリットを3つ紹介。写真の共有や購入履歴の購入が課題?

父親がドライブのたびに流してたから、母親と一緒にラジオを聴いているうちに。同じ空間でともに暮らしているから、それとも血のつながりがそうさせるのでしょうか。

親子で・兄弟で同じ音楽が、映画が好きだというお宅は結構多いはずです。それなら家族の中の誰かがアプリや音楽や映画を購入して、それを共有することができればかなりの節約となりますよね。

そういった意味でファミリー共有を考える方もまた多いのかもしれません。iPhoneのファミリー共有、成人の誰かが管理者となることで、その家族である配偶者や子供も同じくiPhoneを使用しているならばiTunesにiBooks、App Storeとコンテンツが共有できる機能です。

たとえそれぞれ別々のApple IDを使用していても大丈夫です。とにかく登録ユーザー間であれば大丈夫。位置情報に写真・カレンダー、更には追加料金を支払えばiCloudストレージプランだって共有出来て、日々の暮らしにも役立つことでしょう。

ただメリットだけでなくもちろんデメリットだってあるのです。こちらではファミリー共有を使用することでの3つのデメリットについてご紹介します。

それを知ったうえで、あまり我が家には関係ないかも・それ以上にメリットの方が大きい・なんとかする策が見つかったというのであれば、ぜひご利用ください。

デメリット1. 支払い方法が共通化される

ファミリー共有を使用するうえでのデメリット、1つ目は支払いのためのクレジットは1つということです。

家族と言って思い浮かぶのはまず、小学生や中学生・高校生の子供と親という家族でしょうか。それなら当然のことながら、子供たち自身は稼ぐことができない以上は親が支払いを一括して行っているわけです。とするとまったく問題ありません。

ですが大学生以上の子供と親というパターンもあるのです。親にとってはいくつになろうとも可愛いわが子ですが、60歳の息子と80歳の親というのだって家族ということです。

となるとさすがに、クレジットカードを共有というのが難しくなってきます。では小さなお子さんを中心とする家族なら問題ないのかというとそんなことはありません。13歳以上の子供であれば、親の承認を得ることなくアプリも映画も音楽も、購入できるということとなってしまいます。

当然ながらその年代の子に見せるには有害な映画もあり、怪しげなアプリだってあります。場合によっては精神面に大きな悪影響を与えたり、何らかのトラブルに巻き込まれたりといったことも起こってしまうわけで、その辺りを親子できちんと話し合っておかなければなりません。

デメリット2. アプリや英語の購入履歴が共有

デメリット2つ目ですが、親子で共有できるということはどんなアプリを購入したか、どんな映画を。すべて筒抜けとなってしまうということです。

いかがわしい映画を見たくなった時に困りもの。親だけで子供に内緒で見ておきたいというものもあるでしょう。すべてがクリーンなお宅なら良いのですが、年齢を重ねていく中で秘密を秘密のままでいさせてあげることも、成長には必要となってくることもあります。

デメリット3. 写真が共有

更にデメリット3つ目。それは写真もまた共有されてしまうということです。

ただしこれは、写真も共有するというのを選んだ時のみです。

すべての写真が勝手に共有されてしまうということではないので、その点はご安心ください。年ごろになって、恋人ができて一緒にデートにでかけて。

そんな時の写真を親には見られたくないですよね。クラスに気になる子がいて、こっそり隠し撮りしてしまった。「あなた映ってないのに、なんでこんな写真があるの?」なんてずけずけと聞かれたら最悪です。家族で共有したいなと思う写真だけを共有して隠しておきたい個人的な写真はこっそり保管。

3つ目のデメリットについては、知識があれば回避は簡単です。ここはあまり気にせずとも良いかもしれませんね。

ちなみに、1つ目・2つ目のデメリットについても対処法について、調べると出ています。せっかくメリットたっぷりの家族共有ですから使わなければ損。ぜひデメリットの対処法もまた知ったうえで、これなら大丈夫かもとあればご利用ください。

家族ですべてを共有するって、良いこともあれば悪いこともあり。お子さんの年齢、家族構成によっても違ってきます。まだまだ小さいと思っていたお子さんも、あっという間に大きくなって思春期を迎え親に内緒にしたいことがいくつも出てきて、と思ったら結婚し家族ができたり仕事をして経済的にも独立して。家族の状況は刻一刻と変わっていくものです。

家族共有のデメリットは、深刻なデメリットの時期もあれば全然問題なし、むしろ家族共有すべき時期というのもあり。3つのデメリットを知ったうえで、今の時期の我が家は家族共有を取り入れるべきかどうするべきか。

定期的に話し合いの場を設けるようにすればいいのかもしれませんね。せっかく家族としてひとつ屋根の下で暮らしている以上は楽しい思い出や共通の趣味は大切にして仲良く暮らしていくことができればいいですね。更に節約できるとあれば最高です。

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