OneDriveの基本と削除に関する注意点
OneDriveは多くの人に利用されているクラウドストレージです。インターネットに接続できる環境があれば、好きな場所から好きなデバイスでファイルにアクセスできます。さまざまな目的で使用することができるクラウドストレージなので、仕事からプライベートまで幅広いジャンルで使用できます。
OneDriveには好きなファイルをアップロードできますが、不要になったらいつでも削除することができるので、非常に便利です。ですが場合によっては、削除したいファイルがOneDriveにあったとしても、ファイルを削除できないこともあるので注意が必要です。
通常の場合には削除を実行すれば、OneDrive内にアップロードしたファイルはすぐに削除できるのに、ファイルを削除できない場合には、何らかの原因が存在することが考えられます。削除できないOneDriveのファイルをどうしても削除したい場合には、正しい対処法で対処をすることが重要です。こうした対処法をあらかじめ知っておけば、ファイルが削除できなくなった時にも、慌てることなく対応できます。
OneDriveで削除できないときの３つの対処法
対処法1：使用中のファイルがないか調べる
削除できないファイルがある時に試すことができる対処法の1つ目は、使用中であるファイルがないか調べることです。ファイルを削除したいのに、削除することができない理由としてよくあるのは、削除をしたいと思っているファイルが使用されている場合です。この場合には、ファイルが使用中であるということが優先されるため、そのファイルをすぐに削除することはできません。このような場合には削除したいファイルの使用を止めることで、簡単にファイルを削除できる場合が多いです。
ですが、使用していたファイルの使用を止めた場合でも、ファイルを削除することができない場合もあります。ファイルを閉じた状態にしても、ファイルを使用中で削除することができないのは、他のソフトウェアがそのファイルを使用している時です。例えば画像ファイルを削除しようとしている時に、その画像ファイルを画像編集用のソフトで使用している場合には、そのファイルを削除できないことがあります。このような場合には、使用している画像編集用のソフトを停止することによって、ファイルを削除できることが多いです。
音楽ファイルでも、上記と同様なことが起こる可能性があります。OneDriveで使用している音楽ファイルを削除したいけれど、すぐに削除することができない場合には、その音楽ファイルを他の再生用ソフトなどで使用している可能性があります。もし音楽ファイルを再生用のソフトで使用していることが判明したならば、そのソフトを終了することによって、削除したい音楽ファイルを削除することが可能です。その他にもさまざまな種類のソフトウェアの使用によって、ファイルを削除できないことがあるので、ファイルを削除できない場合には、現在使用しているソフトウェアを全てチェックして、必要のあるものは起動を終了することが重要です。
対処法2：共有状態を確認する
OneDriveに保存しているファイルが削除できない時にすることができる2つ目の対処法は、削除したいと思っているファイルの共有状態を確認することです。OneDriveに保存しているファイルは、他のユーザーと共有することもできるので、友人などと一緒に使用したいファイルがある場合にはとても便利ですが、こうしたファイルは削除をする時にトラブルが発生する可能性もあります。他の人と一緒に共有しているファイルをOneDriveで削除できない場合には、共有の状態を停止することによって、ファイルを削除できるようになることがあります。
ですが、こうした方法でOneDriveのファイルを削除したい場合には、注意しなければいけない時もあります。削除をするためにファイルの共有をすぐに停止してしまうと、共有していた相手がファイルを使用できなくなってしまいます。自分が削除したいと考えているファイルがあっても、それをOneDriveで共有している相手が、ファイルを引き続き必要としていることもあるので、削除をする前に共有している相手に、共有を停止して良いかどうか、確認しておいた方が最適です。
対処法3：権限を確認する
削除できないOneDriveのファイルを削除することができる3つ目の対処法は、削除したいファイルの権限を確認することです。基本的にOneDriveで削除することができるのは、削除できる権限を持っているファイルだけです。そのために、削除したいファイルがあっても、そのファイルを削除するための権限を持っていない場合には、ファイルを削除することができません。このようなファイルを削除したい場合には、ファイルを削除できる権限を持っている人に、ファイルの削除を依頼することが必要です。削除を依頼すれば、そのままファイルを削除してもらえることもありますが、相手にとって必要なファイルの場合には、削除ができないこともあります。
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