Googleフォトの写真が消えた?ゴミ箱にもないときの原因と復元・対処法を解説

Googleフォトに保存していたはずの大切な写真が、気づいたら消えていたという経験をしたことはありませんか。

しかもゴミ箱にも見当たらないと、何が原因なのか分からず、不安や戸惑いを感じる方も多いものです。このまま原因が分からず放置すると、他の写真も消えてしまったり、二度と写真を取り戻せなくなる恐れがあります。

そこで今回は、Googleフォトから写真が消えてしまう主要な原因と、考えられるトラブルやよくある思い違いについて解説します。正しい知識と対応策を身につければ、今後大切な写真を失わないための備えや日常的な工夫も実践できるようになりますので、参考にしてみてください。

Googleフォトに保存したはずの写真が突然消える主な原因と考えられるケース

Googleフォトに保存したはずの写真が見つからないと、とても焦りますよね。しかも、ゴミ箱にも残っていないとなると、思い出の写真が戻せるのか不安になるものです。ここでは、意外とよくある消失の理由や実際に起こりうる具体的なケース、そして身の回りで見落としがちなポイントをご紹介します。

複数端末での同期トラブルや通信不良が原因で写真が消えるケース

例えば、パソコンやタブレット、スマートフォンなど複数の端末でGoogleフォトを利用している場合、一部の端末で誤って写真を削除してしまい、クラウド上からも消えてしまうことがあります。同期のタイミングによっては、消した覚えがないのに別の機器での操作が反映されてしまうことも。また、通信状況が悪いとアップロードが完全に終わっていなかったり、写真が一時的に見えなくなるだけのこともあります。

こういった場合の対処方法は二つ。一つは同期トラブルを起こしていないかの確認です。スマートフォン側の設定で同期をしないようになっていると、自動でGoogleフォトにアップロードされることはありません。ですので自動で同期する設定になっているか、確認してみてください。

二つ目は通信環境の確認です。実際にはGoogleフォト内に画像はあるのですが、通信速度が遅くてなかなか反映されない場合もあります。それを削除された、画像が無くなっていると勘違いしてしまうのです。そういった場合は通信環境を確認しましょう。例えば通信速度測定アプリ等で通信速度を計測し、ご自分の通信環境がどのようになっているか確認してみてください。

  • 遅い場合は、自分のいる場所を変えてみる。
  • 通信する時間帯を変えてみる。
  • Wi-Fi接続をしてみる。
  • スマートフォンならWi-Fi接続を切り、スマートフォン側の通信で接続してみる等をすれば改善する可能性があります。

同一のGoogleアカウントで同期している端末で削除すると、その操作はクラウドにも反映されます。思い当たる端末の操作履歴や同期状態も合わせて確認してみてください。

Googleアカウントの切り替えやログアウトによる写真消失と 見落としやすいポイント

家族や友人とスマホを共有したり、複数アカウントを切り替えて使った場合にありがちなパターンです。違うGoogleアカウントに切り替わっていることに気付かず、写真が「消えた」と感じてしまうことも。例えば、仕事で使うアカウントとプライベート用を分けて使っていて、プライベート用に保存したはずの写真が見当たらない…という場合、実は別のアカウントにログインしているだけだったというケースです。

もし仕事用アカウントでGoogleフォトを開いていれば、本来の個人アカウントに保存していた写真は一覧に表示されません。そのため、「写真が消えた」と焦ってしまうことも。ログインしているアカウントが合っているか、画面右上のアイコンを確認してみましょう。家族で共用のパソコンやスマホを使う機会が多い方ほど、この間違いはよく起きますのでお気を付けください。

アカウント切り替えの見落としを防ぐには、Googleフォトを開いたら最初に右上のプロフィールアイコンをチェックする習慣をつけるのがおすすめです。仕事用と個人用でアイコン画像や名前を変えておくと判別しやすくなります。

Googleフォトの空き容量制限や利用ポリシーによって自動的に写真が 削除される場合もある

意外な落とし穴として、Googleフォトを長年利用していると、保存容量がいっぱいになってしまい、新しい写真がアップロードできていなかったり、古いデータが優先的に消去されたりする場合もあります。例えば、無料プランの容量を超えた後は、写真がバックアップされていないのに気付かず、そのまま端末から削除してしまい、本体にもクラウドにも残っていない、なんてことも。Googleフォトからの容量不足のお知らせメールを見落としていた…というケースもあるので、定期的に容量や利用状況をチェックするのがトラブル防止につながります。こういった場合、Googleフォトへのアップロード自体が完了していないことが考えられます。端末の設定か、Googleフォトのアップロードの状態を確認し、未保存データを探してみましょう。

容量の上限に近づいていると、新規のバックアップが止まっても気づきにくいことがあります。定期的にストレージの空き容量やバックアップの状態を確認しておくと安心です。

アプリや端末のキャッシュが影響し、一時的に写真が表示されない

写真が消えたと思っても、実際には端末のデータやキャッシュの問題で一時的に見えないだけの場合もあります。例えば、ストレージがいっぱいだったり、Googleフォトアプリの動作不具合で一時的に写真が表示されなくなることがあります。こうした場合は、アプリを再起動してみたり、設定からキャッシュを削除することで症状が改善することもあります。例えば他のアプリでも「データが反映されない」という経験がある方は、この方法で解決したことがあるかもしれません。焦らず、端末やアプリの状態をリフレッシュしてみましょう。

Googleフォトのサポートページやヘルプに問い合わせて個別に復旧をお願いする

ゴミ箱にも写真がない場合、Googleフォトの公式サポートに相談してみるのもひとつの手です。たとえば、誤って大切な写真を完全に削除してしまった場合など、公式サポートフォームから状況を詳しく伝えると、まれに対応してもらえることがあります。もちろん、すべてのケースで復旧できるわけではないですが、一度試してみる価値は十分あります。写真が消えた日付や状況、使っていた端末情報などをなるべく詳しく伝えることで、よりスムーズに進むことが多いです。

まとめ

今回は、Googleフォトに保存したはずの写真が突然消える原因や、その対策法についても説明してみました。冷静になってしまえばサクっと解決できることが多いので、落ち着いて対処してみてください。

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