OneDriveスマホアプリでファイルを削除できないときの対処法3選
「OneDriveアプリでファイルを削除したのに消えない」「削除ボタンを押しても反応しない」このようなトラブルに悩んだことはありませんか。Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」は便利ですが、スマホアプリで使っていると削除操作がうまくいかないことがあります。この記事では、スマホ初心者でもできる削除できないときの対処法3選をわかりやすく紹介します。AndroidとiPhoneのどちらでも使える内容です。
対処法1 アプリの同期を確認する
OneDriveでは、スマホアプリとクラウド上のデータが自動的に同期されています。しかし、通信状態が悪かったり、一時的に同期が止まっていたりすると、削除操作が反映されないことがあります。まずは同期や通信の状態を確認してから、再度削除を試してみましょう。
確認と対処の手順
- インターネット接続を確認する。Wi-Fiやモバイル通信が切れていないかを確認します。機内モードがオンになっていないかもチェックしましょう。
- OneDriveアプリを再起動する。一度アプリを完全に終了してから、再度開きます。そのあと、削除したいファイルをもう一度選択してみましょう。
- 手動で同期を更新する。画面を下にスワイプすると、手動で更新(リロード)できます。ぐるぐる回る矢印のマークが出ていれば、同期中のサインです。
対処法2 共有設定とアクセス権を確認する
OneDriveのファイルやフォルダは、他の人と共有できる仕組みがあります。もし共有設定が「閲覧のみ」になっている場合は、削除権限がないため削除できません。共有と権限の状態を確認して、適切に見直しましょう。
確認と対処の手順(スマホアプリ)
- 削除できないファイルを長押しする。
- 画面下に表示されるメニューから「情報」または「詳細」を開く。
- 「共有」や権限の項目を確認する。
自分が「所有者」になっていない場合、そのファイルは他の人が作成したものである可能性があります。この場合は、自分では削除できません。他の人と共有しているファイルなら、共有リンクを解除するか、所有者に削除をお願いしましょう。自分が作成したファイルなのに削除できない場合は、共有設定を見直し、「自分が所有者」になっているかを確認します。
対処法3 アプリの不具合をリセットする
アプリを長期間使っていると、スマホの中にたまった「キャッシュ」が原因で動作が重くなったり、削除操作が反映されなくなったりします。そのようなときは、キャッシュを削除するか、アプリを再インストールしてリセットしましょう。これにより動作が安定し、削除のエラーが解消されることがあります。
iPhoneの場合
- 「設定」アプリを開く。
- 「一般」→「iPhoneストレージ」を選ぶ。
- アプリ一覧から「OneDrive」を探してタップ。
- 「Appを削除」または「Appを取り除く」を選ぶ。
- App StoreからOneDriveを再インストールする。
この手順で、キャッシュや一時ファイルが消え、動作が軽くなります。
Androidの場合
- 「設定」アプリを開く。
- 「アプリ」または「アプリ管理」から「OneDrive」を選ぶ。
- 「ストレージ」または「データ使用量」を開く。
- 「キャッシュを削除」または「データを削除」をタップ。
- 再度アプリを開いてログインし直す。
アプリを再インストールすると、同期情報がリセットされて新しい状態に戻ります。削除操作もスムーズになり、エラーが解消されることが多いです。
まとめ 焦らず一つずつ試せば解決できる
OneDriveアプリでファイルが削除できないときは、次の3つの手順を順番に試してみましょう。基本的な確認から権限の見直し、そしてリセットまで、段階的に行うことで解決に近づきます。以下に内容と効果を整理します。
- 対処法1: 同期を確認する — 通信エラーや一時的な停止を解消。
- 対処法2: 共有設定を確認する — 権限不足による削除制限を解決。
- 対処法3: キャッシュを削除または再インストール — アプリの不具合を改善。
OneDriveは便利ですが、通信や権限の設定が関係しているため、削除できない場合でも焦らず確認していくことが大切です。上の方法を順に試せば、ほとんどのケースで問題は解決できます。

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