Googleドライブの共有と権限
Googleドライブは、さまざまな方法で使用することができます。自分一人だけでGoogleドライブを使うこともできますが、他の人と一緒にGoogleドライブを使うことも可能です。このような使い方の一つは、他の人と一緒に特定のファイルを共有する方法です。自分のパソコンやスマートフォンに保存してあるファイルを他の人と共有することは難しいですが、Googleドライブを使用すれば、ファイルを簡単に他の人とも共有できるようになります。
Googleドライブで他の人と共有しているこれらのファイルは、さまざまな方法で共有することができます。共有している人の権限を制限することもできるので、閲覧だけをできるようにすることも可能です。共有してあるファイルをコピーしてほしくない場合などに、こうした方法で制限ができます。
閲覧のみ権限と保存の課題
その一方で、こうした方法で他の人とファイルをGoogleドライブを共有している人は、基本的に相手の許可がなければ、共有しているファイルを自分のパソコンやスマートフォンなどに保存することはできません。保存することができなくても閲覧することができるので、必要な時にはその都度Googleドライブにアクセスすることが必要です。ですが、ファイルの中身を見たい時にいつもGoogleドライブにアクセスすることは、非常に手間がかかります。相手が承諾すれば、共有しているファイルをダウンロードできるようになる場合もありますが、相手が拒否したら、ずっと閲覧しかすることはできません。
スクリーンショットで保存する方法
こうしたファイルを保存したいと考えている人の中には、スクリーンショットを使用して、ファイルを保存したいと考える人もいます。たとえ保存することができないGoogleドライブのファイルであっても、こうした方法を使用すれば、簡単にファイルの内容をスクリーンショットとして撮影できます。この方法で保存することができるファイルはさまざまなものがあり、一番保存がしやすいのは画像のファイルです。
閲覧しかすることができない画像ファイルであっても、スクリーンショットを使用して画面を撮影すれば、画像を簡単に保存できます。同じような方法で、他にもいろいろなファイルをスクリーンショットで保存できます。
スクリーンショットはバレるのか
上記のような方法で、閲覧しかすることができないGoogleドライブで共有しているファイルを保存したい場合には、注意しなければいけないこともあります。
それは、ファイルをスクリーンショットで保存したことを相手に知られないようにすることです。閲覧しかすることができないように設定してあるGoogleドライブを、勝手にスクリーンショットで撮影して保存してしまうと、相手に嫌がられることがあります。
自分から言わなければこうしたことは相手にはわかりませんが、もしGoogleドライブにスクリーンショットを使用したというデータが残っていれば、相手にわかってしまう可能性もあります。Googleドライブを使用して、スクリーンショットでファイルを保存したことがある人は、上記のような方法で自分がスクリーンショットをしたことがバレることを、恐れていることもあります。
ですが、Googleドライブで共有しているファイルをスクリーンショットで保存したとしても、それが共有している他のユーザーに知られることはほとんどありません。スクリーンショットでファイルを保存しても、ファイルの持ち主に知られることがないのは、スクリーンショットがおこなわれたということを相手が確認することは、非常に難しいからです。Googleドライブに保存されているファイルは、内容が変更されたり、破棄されたりした場合、それらの記録が残りますが、スクリーンショットを撮影しただけでは記録は残りません。
そのために、Googleドライブの記録をファイルの所有者が後で調べたとしても、閲覧しか許可していないユーザーが、それをスクリーンショットで撮影したことを見つけることは、非常に困難です。上記のような理由があることから、Googleドライブで共有しているファイルをスクリーンショットで撮影したとしても、それを所有者であるユーザーにバレてしまう可能性は非常に低いです。
Googleドライブには、閲覧しか許可していないファイルを、スクリーンショットで誰かが撮影した時に、それを所有しているユーザーに教えるような機能もないので、スクリーンショットで撮影したことは、自分で言わなければ誰にもわかりません。ですが、スクリーンショットで保存することができるファイルには限りがあるので、注意が必要です。画面を撮影するだけでは保存することができないタイプのファイルの場合には、所有者の許可をもらってダウンロードできるようにしてもらうことになります。

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