iCloudで200GBプランでも足りない。そんなあなたにはおすすめのクラウドサービス3つを紹介

スマートフォンで撮影する写真や動画の解像度は年々上がり、ファイルサイズはどんどん大きくなっています。私自身も最初はiCloudの50GBプランで十分だと思っていましたが、子どもの成長記録や旅行動画を撮りためるうちにすぐに足りなくなり、200GBプランに切り替えました。

それでも安心できるのはほんの一瞬で、あっという間に「ストレージがいっぱいです」という通知が届くようになったのです。iCloudはApple製品との相性が抜群で便利ですが、容量を追加するだけでは根本的な解決にならないと感じました。

そこで私は、iCloudと併用できるクラウドサービスを探し、実際にいくつかを使い比べてきました。その中から特におすすめしたい3つを紹介します。

Google One(Google ドライブ)

まず最初に挙げたいのはGoogle Oneです。GoogleドライブやGoogleフォトを日常的に使っている人には特に馴染みやすいサービスです。私が魅力に感じたのは、検索機能の優秀さでした。たとえば「桜」と入力するだけで、過去に撮った桜の写真が自動で表示されるのです。iCloudでは日付やアルバム単位で探すことが多いのですが、GoogleのAI検索は思い出を探すハードルを一気に下げてくれます。

料金も比較的リーズナブルで、200GBプランなら月額数百円程度から利用できますし、2TBや5TBといった大容量プランに拡張することも可能です。さらに家族とプランを共有できるのも便利で、私の場合は妻と同じアカウントに紐づけることで、家族全員が自由に写真や動画をアップロードできるようになりました。Apple製品だけでなく、WindowsパソコンやAndroid端末とも相性が良いため、複数のデバイスを使っている人には特におすすめです。

Dropbox

次に紹介するのはDropboxです。クラウドサービスの中でも古参で、ビジネス用途として利用している人も多いのではないでしょうか。私がDropboxを使ってみて感じたのは「同期の速さ」と「フォルダ管理のしやすさ」です。iCloudやGoogleドライブも便利ですが、複数のデバイス間で大量のファイルをやり取りするときには、Dropboxの安定感が際立ちます。

特に私が重宝しているのは、一眼レフで撮影したRAWデータの保存です。1枚で数十MBを超えるファイルも、フォルダに入れるだけで自動的にクラウドに同期され、必要なときにはすぐにダウンロードできます。写真編集ソフトと組み合わせて使えば、外出先のパソコンでも作業を続けられるので非常に便利です。

また、Dropboxはバージョン管理機能が充実しており、誤って上書きしてしまったファイルも一定期間であれば復元できます。私は何度かこの機能に助けられたことがあり、大切なデータを安心して預けられると感じています。プランは2TBから始まりますが、仕事とプライベートの両方で使いたい人にはコストパフォーマンスが高いといえるでしょう。

Amazon Photos

最後におすすめしたいのがAmazon Photosです。これはAmazonプライム会員であれば追加料金なしで使えるサービスで、特に写真保存に特化しています。私も最初は「おまけの機能」という程度に思っていたのですが、実際に使ってみるとその便利さに驚きました。

Amazon Photosの最大の魅力は、写真が無制限に保存できることです。動画には制限がありますが、写真については容量を気にせずアップロードできます。子どもの成長記録や旅行の写真を大量に保存したい私にとって、この「無制限」という仕組みは非常に心強いものでした。さらに、家族や友人とアルバムを共有する機能もあり、実家の両親に孫の写真を見せるのにも役立っています。

アプリの操作性もシンプルで、スマホからでもパソコンからでもアクセスできるため、普段はiCloudを使っている人でも自然に併用できます。Amazonを日常的に利用している人なら、ぜひ一度試してみてほしいサービスです。

iCloudはAppleユーザーにとって非常に便利なサービスですが、200GBプランではすぐにいっぱいになってしまうのが現実です。私自身もその壁にぶつかり、他のクラウドサービスを試してみることで、より安心してデータを残せるようになりました。Google Oneは検索や共有に優れ、Dropboxは大容量データやビジネス利用に強く、Amazon Photosは写真保存に特化して無制限という大きな魅力があります。

どのサービスにも一長一短がありますが、重要なのは「自分の使い方に合ったサービスを選ぶこと」です。私の場合は、日常的な写真はiCloudとGoogle Oneに保存し、大容量データはDropboxに、さらに写真はAmazon Photosにもバックアップを取るという組み合わせに落ち着きました。多少手間はかかりますが、複数のサービスを併用することで、万が一のリスクを減らし、家族の大切な思い出を長く残せる仕組みが整いました。

クラウドサービスはただのストレージではなく、思い出を未来へ届ける大切な手段です。もしiCloudの200GBプランで物足りなさを感じているなら、ぜひ今回紹介したサービスを試し、自分に合った保存環境を見つけてみてください。

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