iPhoneのカメラ性能は年々向上しており、4K撮影や高フレームレート撮影なども手軽に行えるようになりました。美しい映像を残せるのは嬉しいことだが、その分ストレージを圧迫するスピードも速いく、特に128GB以下のモデルを使っている場合、数本の動画を撮るだけで容量がいっぱいになってしまうこともあリマス。
そんなときに役立つのがクラウドストレージです。クラウドに動画を保存しておけば、iPhoneの容量を気にせずに撮影を楽しめるだけでなく、機種変更の際もスムーズにデータを引き継ぐことができる。ここでは、iPhoneユーザーに特におすすめしたい3つのクラウドサービスを紹介します。
おすすめのクラウドサービス3選
iCloud
まず最初に挙げたいのはiCloudです。Appleが提供する公式クラウドサービスであり、iPhoneとの相性は言うまでもなく抜群です。
初期設定の段階からApple IDと紐づいており、特別な設定をしなくても自動的に写真や動画がバックアップされる仕組みになっています。iCloudフォトライブラリをオンにしておけば、撮影した動画はWi-Fi接続時に自動でアップロードされ、iPhone本体の容量を圧迫することなく保存できます。
Apple製品間での連携もスムーズで、MacやiPadからも同じアカウントでログインすれば、クラウド上の動画をすぐに再生したり編集したりできる点が魅力的です。。
無料では5GBしか使えないが、月額130円で50GB、400円で200GB、1300円で2TBと料金も比較的リーズナブルです。。日常的にiPhoneを使う人であれば、最も手間がかからず安心して利用できる選択肢です。
一方で、iCloudにもいくつかの落とし穴があります。
iCloudはバックアップではなく同期
実は多くの人が勘違いしている点なのですが、iCloudはあくまでもiPhoneに保存された動画をクラウドストレージに同期するサービスとなっています。
同期とは、あくまでもスマホのデータを完全にクラウドストレージに常にアップロードしておいてもらえます。逆に、スマホから動画を削除すると、クラウドストレージ側でも自動的に同じ動画が削除されます。
そのため、iPhoneのデータ容量が足りないから、iCloudにデータを退避して、本体からデータを消してしまうということは基本的にはできません。
そのため、大容量のiPhoneを利用している方にはあまりiCloudはおすすめできません。
大容量はコスパ悪い
iCloudは、200GBまでは450円とかなり安い金額で利用できるのですが、2TB以上となると1,500円を超えてきます。
iCloudの金額表
- 50GB:¥150
- 200GB:¥450
- 2TB:¥1500
- 6TB:¥4500
- 12TB:¥9000
特に512GB以上のiPhoneを利用している方や、Macbookも持っていて、そちらのデータも同期するという方にはあまりおすすめできません。
Googleフォト
次におすすめなのはGoogleフォトです。iPhoneユーザーの中にも愛用者が多く、写真や動画の管理に関しては業界でも屈指の使いやすさを誇ります。アプリをインストールしてGoogleアカウントでログインするだけで、自動的にカメラロール内の写真や動画をバックアップしてくれます。特に便利なのが、動画を解像度別に最適化して保存する機能があります。
過去には「高画質設定」で容量無制限という特典があったが、現在はそれが終了しており、Googleドライブと共通のストレージ容量(無料で15GB)を使用する形になっています。それでもGoogle Oneという有料プランに加入すれば、100GBで月額250円から利用でき、複数のデバイス間で共有も可能です。
Androidとの互換性が高いため、iPhoneからAndroidへのデータ移行を視野に入れている人にもおすすめです。検索機能も非常に優れており、「海」「花火」「犬」などキーワードを入力するだけで関連する動画を瞬時に表示してくれる点も大きな強みだろう。
pCloud
次におすすめするのが、pCloudです。
多くの人にとって、pCloudはあまり馴染みのないサービスかもしれません。pCloudは日本ではあまり日本では知名度のないサービスではあるのですが、「買い切り型のクラウドストレージサービス」として海外では非常に有名なクラウドストレージになっています。
基本的な機能は、GoogleドライブやDropboxなどと同じで、動画のアップロードやストリーミング再生、スマホ写真・動画の自動アップロードなどにも完全に対応しています。
最も特徴的な点は、クラウドストレージサービスにもかかわらず買い切り型のプランを提供していることです。その他のクラウドストレージサービスは、当たり前ですが利用している限りは利用するデータ容量に応じて、毎月料金を支払うサブスク型のサービスとなっています。
一方で、pCloudは1回支払ってしまえば、その後サービスが終了するまではずっと利用することができます。
実際にどれぐらい利用するとpCloudがお得になるのか?という点は以下の記事で算出しているので参考にしてください。基本的には2~3年以上クラウドストレージを利用する場合は、買い切り型のクラウドストレージであるpCloudがコスパ的には最強になります。
pCloudの買い切り(Lifetime)は本当にお得?料金/損益分岐/注意点を解説!
また、pCloudの評判などは以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
pCloudの評判は怪しい?3年使ってわかった「買い切り」の真実とメリット・デメリットを本音レビュー
Dropbox
4つ目に紹介したいのはDropboxです。クラウドストレージとしては老舗であり、安定性と信頼性の高さには定評があります。Dropboxは動画の自動バックアップ機能を備えており、アプリを開いて自動アップロードをオンにするだけで、撮影した動画がすぐにクラウドに保存されます。特徴的なのは、同期のスピードが非常に速く、複数デバイスで同じファイルを扱う際にもタイムラグがほとんどありません。
また、共有機能も優れており、URLを発行するだけで他の人に動画を簡単に見せることができます。大容量ファイルの送受信にも対応しており、仕事やプロジェクト単位で動画を扱う人には特に向いています。無料プランでは2GBと少なめだが、有料プランのDropbox Plusなら2TBが月額1500円前後で利用できます。シンプルで直感的な操作性と、企業レベルのセキュリティを兼ね備えている点は、他のサービスにはない安心感があります。
4サービスの比較と選び方
これら4つのクラウドを比較すると、それぞれに明確な特徴があります。
iCloudはiPhoneとの連携が最も自然で、動画を撮影するたびに自動でアップロードしてくれる点が非常に便利です。。Apple製品中心の生活をしており、コスパよりとにかく便利に動画をクラウド管理したい人にはおすすめです。
一方で、Googleフォトはプラットフォームを問わずアクセスしやすく、検索機能や自動分類機能が充実しているため、動画管理を効率的に行いたい人に向いています。
pCloudは、大容量な動画データをコスパよくクラウドストレージで管理したい人におすすめです。
そしてDropboxは、動画共有やチームでの作業に向いた設計で、プライベートと仕事の両方で活用できる万能型のクラウドです。
実際に使って感じる強み
実際にこれらのサービスを使ってみると、それぞれの“強みの違い”がはっきりあります。iCloudは一度設定してしまえば完全に自動で動くため、普段意識せずにバックアップが取れている安心感があります。Googleフォトは検索性と整理のしやすさで群を抜いており、何年も前の動画でも一瞬で見つけられます。Dropboxはデータ転送のスピードが速く、動画の編集や共有が多い人にとって非常に頼もしい存在です。
クラウド利用時の注意点
また、クラウドを利用する際に意識しておきたいのは、インターネット接続の安定性とセキュリティです。動画はファイルサイズが大きいため、アップロード中に通信が途切れると失敗することがある。Wi-Fi環境が整っている場所で作業するのが基本です。
定期的なバックアップの重要性
最後に、どのクラウドを選ぶにしても「バックアップを定期的に取る」という意識を持つことが重要です。クラウドは非常に便利だが、完全にトラブルが起きないわけではないません。アカウント凍結やアクセス障害が発生した場合に備えて、外付けハードディスクや別のクラウドにも二重保存しておくと安心です。思い出の動画は一度失うと取り戻せません。
大切な記録を長く守るために、自分の使い方に合ったクラウドを選び、確実にバックアップを取る習慣が重要です。iPhoneのカメラはこれからも進化し、1動画あたりの容量もどんどん増加していくでしょう。その映像を最大限に活かすためにも、クラウドを賢く使いこなすことが重要です。

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