pCloudの買い切り(Lifetime)は本当にお得?料金/損益分岐/注意点を解説!

pCloud
最終更新日:2026/1/25

この記事でわかること

  • pCloudの買い切り(Lifetime)が「得かどうか」の判断基準
  • 年額/買い切りの損益分岐(何年で元が取れるか)
  • 購入前に知っておくべき注意点(セール/暗号化など)
  • どの容量を選べばいいか(500GB/2TB/10TB)

結論:買い切りが向く人 / 向かない人

まず初めに本記事の結論です。

買い切りが向く人

pCloudの買い切りプランの利用が向いている人は以下の特徴に当てはまる人です。

    • 写真・動画の保管庫として長期利用したい
    • 毎年の更新が面倒で、支払いを一度で済ませたい
    • サブスクから卒業したい
    • スマホの写真や動画を容量気にせず自動バックアップしたい
    • 家族のデータをまとめてバックアップしたい

買い切りが向かない人

  • 短期だけ使いたい(数ヶ月〜1年)
  • 容量が小さくてよい(無料/小容量プランで足りる)
  • 乗り換え前提でサービスを頻繁に変える可能性が高い

pCloudの料金体系

次に、pCloudの料金体系について解説します。

pCloudには、無料プラン・サブスクプラン・買い切りプランの3つのプランが用意されています。

pCloud公式サイト | pCloud料金プラン

無料プランの特徴

無料プランは、まずはpCloudの使い勝手などを試してみたい人におすすめです。なによりもメールアドレスだけでクレジットカード登録などもなく、簡単に利用を開始できますので、pCloudの利用を迷っている方はまずは無料プランをお試し利用してみることをお勧めします。

無料プランの注意点

  • ストレージ容量は最大10GB:登録直後は2GB、チュートリアルの完了や友達招待などで最大10GBまで増やせます
  • ファイル履歴(バージョン管理)は15日間のみ有料プランは30日間保持されるが、無料プランは15日間で過去バージョンが消える
  • 共有リンクのトラフィック制限月間50GBまで。大容量ファイルを頻繁に共有する人には足りない可能性あり
  • 共有リンクの高度な機能が使えない:パスワード保護や有効期限設定は有料プラン限定
  • 12ヶ月間ログインしないとアカウント削除:無料プランは1年間未ログインでアカウントとデータが完全に削除される(有料・Lifetimeプランは対象外)

サブスク(年額・月額)の特徴

サブスクは「まず試す」「1〜2年以内に見直す」人に向いています。3年以上使う見込みがあるなら、買い切りの方が総額は安くなりやすいです。

サブスクプランでは、容量ごとに以下の料金が設定されています。

プラン名 容量 月額 年額 共有リンクトラフィック
Premium 500GB 4.99 USD 49.99 USD 500GB/月
Premium Plus 2TB 9.99 USD 99.99 USD 2TB/月
Ultra 10TB 19.99 USD 199.99 USD 2TB/月

※2025年12月時点の価格。為替や請求先の国により変動する可能性があります。

年額プランは月額の約10ヶ月分の価格なので、1年以上使うなら年額プランの方がお得です。ただし、後述する買い切りプランと比較すると、2〜3年以上使う場合は買い切りの方が安くなります。

サブスクプランのポイント

  • メリット:初期費用が小さい / 短期利用に向く / いつでも解約できる
  • デメリット:長期利用だと合計コストが大きくなる

買い切り(Lifetime)の特徴

買い切りプランは、pCloudを2〜3年以上長期に利用する予定の方や、毎年のサブスク更新が面倒な方、「一度払って終わりにしたい」という方におすすめです。

一度の支払いで永続的に利用できるのが最大の特徴で、他のクラウドストレージでは、ほとんど見られない珍しいプランです。

買い切りプランでは、容量ごとに以下の料金が設定されています。

pCloud公式サイト | pCloud料金プラン

プラン名 容量 通常価格 セール価格(目安)
Premium 500GB 199 USD 139 USD〜
Premium Plus 2TB 399 USD 279 USD〜
Ultra 10TB 1,190 USD 799 USD〜

※セール価格はブラックフライデーや年末年始セール時の参考価格。時期により変動します。

買い切りプランのポイント

  • 一度の支払いで永続利用:追加費用なしでずっと使える
  • セールで大幅割引になることがある:通常価格の30〜40%オフになることも
  • 長期利用で圧倒的にコスパが良い:2年〜3年でほとんどの元が取れます

いくらで「元が取れる」?損益分岐をシンプルに計算

買い切りプランは「何年使えば元が取れるのか」が気になるポイントですよね。ここでは、年額プランと買い切りプランを比較して、損益分岐点を計算してみます。

損益分岐の計算式

損益分岐年数は、以下のシンプルな式で計算できます。

損益分岐年数 = 買い切り価格 ÷ 年額価格

この年数を超えて使い続ければ、pCloudの買い切りプランの方がサブスクプランよりお得になります。

容量別の損益分岐一覧

こちらが、容量別の損益分岐の計算結果になります。買い切りは通常販売時とセールの時で金額が大きく異なるので、それぞれの場合で計算しています。

容量 年額 買い切り(通常) 買い切り(セール) 損益分岐(通常) 損益分岐(セール)
500GB 49.99 USD/年 199 USD 139 USD〜 約4年 約2.8年
2TB 99.99 USD/年 399 USD 279 USD〜 約4年 約2.8年
10TB 199.99 USD/年 1,190 USD 799 USD〜 約6年 約4年

結論:何年使うなら買い切りがお得?

上記の計算から、以下の目安が見えてきます。

  • セール価格で購入した場合:500GB・2TBなら約3年、10TBなら約4年で元が取れる
  • 通常価格で購入した場合:500GB・2TBなら約4年、10TBなら約6年で元が取れる
つまり、3〜4年以上使う予定があるなら、買い切りの方が確実にお得です。クラウドストレージは一度使い始めると長期利用になりやすいサービスなので、多くの人にとって買い切りプランは合理的な選択と言えます。

5年・10年使った場合の差額シミュレーション

実際にどれくらいの差が出るのか、2TBプランを例にシミュレーションしてみましょう。

利用期間 年額プラン累計 買い切り(セール279USD) 差額
3年 約300 USD 279 USD 約21 USD お得
5年 約500 USD 279 USD 約221 USD お得
10年 約1,000 USD 279 USD 約721 USD お得

10年使えば約700ドル(約10万円以上)の差になります。長く使うほど、買い切りのコスパが際立ちます。

ここまででサブスクプランより、買い切りプランの方が非常にお得であることがわかりました。

ただ、購入するのは少し待ってください。以下に、購入前に知っておくべき注意点を解説しています。購入はこちらの注意点を確認した上で進めることをおすすめします。

購入前に知っておくべき注意点

注意点1:セール時期を狙うと数万円違う

pCloudは不定期でセールを実施しています。特にブラックフライデー(11月末)や年末年始、旧正月(1〜2月)あたりは狙い目です。

先ほどの損益分岐表でも示したとおり、セール価格と通常価格では30〜40%も差が出ます。2TBプランなら399ドル→279ドルで、約120ドル(1.8万円程度)の差。急ぎでなければセールを待つのも手です。

ほとんどの人には、セールのタイミングまでとりあえず待つことをおすすめします。ただ、唯一すでに他のクラウドストレージで大容量プランを契約していて、pCloudに乗り換える予定の方は、セールまで待つと、それはそれでクラウドストレージのサブスク支払いでどんどん出費が増えていく形になってしまいます。

そのため、すでに他のクラウドストレージの大容量に毎月支払っている方は、通常価格でもできるだけ早いタイミングで購入してしまうことをおすすめします。

注意点2:暗号化(pCloud Crypto)は別料金

ここ、意外と見落としがちなポイントです。

pCloudのストレージ自体は暗号化されていますが、クライアントサイド暗号化機能であるpCloud Cryptoは別料金です。

プラン 料金
月額 4.99 USD
年額 47.88 USD(3.99 USD/月)
買い切り 150 USD

pCloud Encryption料金の公式ページ

「機密性の高いファイルも保存したい」という人は、ストレージ+Cryptoの合計金額で考える必要があります。

なお、セール時には「ストレージ+Crypto」のバンドルプランが出ることもあります。別々に買うより安くなるので、Cryptoも欲しい人はバンドルを狙うのがおすすめです。

注意点3:価格は国(請求先)で変わる

pCloudの価格は、請求先の国によって変動します。日本からアクセスした場合はUSD表示になることが多いですが、EUではEUR、イギリスではGBPで表示されることがあります。

為替の影響もあるため、購入前に公式サイトで最新価格を確認してください。

注意点4:返金・キャンセル条件は購入前に確認する

買い切りは高額な買い物なので、返金条件は気になるところです。

pCloudには返金ポリシーがありますが、条件や期間は変更される可能性があるため、購入前に必ず公式の利用規約・返金ポリシーを確認してください。

不安な方は、まず無料プランで使い勝手を十分に試してから購入を検討するのがおすすめです。

注意点5:共有リンクトラフィックはプランで異なる

pCloudでは、共有リンク経由でファイルがダウンロードされた際のデータ量に月間上限があります。

プラン 共有リンクトラフィック上限
Basic(無料) 50GB/月
Premium(500GB) 500GB/月
Premium Plus(2TB) 2TB/月
Ultra(10TB) 2TB/月

公式ヘルプ

意外かもしれませんが、10TBプランでも共有リンクトラフィックは2TB/月です。大量のファイルを外部に共有する用途がメインの方は注意してください。

注意点6:アップロード量にも制限がある(フェアユース)

pCloudには、30日間でアップロードできる量に上限があります(例:契約容量の2倍まで)。

通常の利用では問題になりませんが、大量のデータを一気に移行したい場合(NASのバックアップなど)は、数回に分けてアップロードする必要があるかもしれません。10TBプランを検討している方は、事前に確認しておくと安心です。

どの容量を選べばいい?

pCloudの買い切りプランは500GB・2TB・10TBの3種類が用意されています。

pCloud公式サイト | pCloud料金プラン

そこで、「どれを選べばいいかわからない」という人向けに、それぞれの目安をまとめました。

500GBが向く人

  • スマホの写真バックアップがメイン
  • 動画はほとんど撮らない
  • 「とりあえずクラウドに逃がしておきたい」くらいの用途

500GBはpCloudの買い切りプランの中で最も安価なプランになります。例えば、iPhoneで普段から写真や動画を撮っている方であれば、大体3年程度で使い切る容量となります。

そのため、本当に最小限のデータ管理であればおすすめですが、ほとんどの人には次で解説する2TBプランをおすすめします。

2TBが向く人

  • 写真も動画もそこそこ撮る
  • スマホ+PCのデータをまとめてバックアップしたい
  • 家族の分も一緒に管理したい
ほとんどの人にとって、2TBが一番バランスのプランとなります。写真数万枚+動画数百本くらいなら余裕で収まりますし、家族のスマホデータをまとめても十分足ります。

さらに、価格が500GBの2倍にも関わらず利用できる容量が4倍となっているので、1GBの料金で見ても2TBの方がお得です。コスパを求める方にも最適なプランです。

10TBが向く人

  • 4K動画をガンガン撮る
  • 仕事で大きなファイル(動画編集、デザインデータなど)を扱う
  • NASやPCのバックアップ先として使いたい
  • 「容量を気にしたくない」タイプ

10TBは正直、一般的な個人利用だとほとんどの人にとってはオーバースペックです。ただ、動画を大量に撮る人、特に4K動画での撮影がメインの人にはおすすめです。

その他にも、仕事でデータを扱う人や、これまで他のクラウドストレージを使ってきていてそのデータを移行したい人にはおすすめです。

金額は高めですが、GB単価で見ると実は10TBが一番安くなります。

今すぐ買う?セールを待つ?

最後に、「今すぐ買うべきか、セールを待つべきか」の判断基準をまとめます。

pCloud公式サイト | pCloud料金プラン

今すぐ買った方がいい人

  • すでに他社クラウドストレージで年額/大容量プランを契約している
  • 毎月のサブスク支払いが発生している

→ セールを待つ間も出費が続くため、早めに乗り換えた方が機会損失が減る

セールを待った方がいい人

  • まだ無料プランや小容量で運用できている
  • 急いでいない

→ セールで初期費用を1〜2万円下げられる可能性あり

まとめ

最後に、この記事の内容をまとめます。

pCloudの買い切りは「お得」なのか?

結論、3〜4年以上使う予定があるなら、買い切りの方が確実にお得です。

セール価格(2TBで279USD)で購入できれば約2.8年、通常価格(399USD)でも約4年で元が取れます。クラウドストレージは一度使い始めると長期利用になりやすいので、多くの人にとって買い切りは非常に合理的な選択です。

pCoud公式サイト | pCloud ― ファイルの安全をシンプルに実現

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