pCloud Extended File History(EFH)とは?15日/30日→1年延長の価値を検証!

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本記事では、pCloud Extended File History(EFH)とは何かを解説します!

15日・30日の履歴を1年に延長する価値があるのか、向いている人・不要な人の違いを検証します。

本コラムの結論3つ
  • ライトユーザーには不要なケースも多い
  • 仕事・重要データ用途では費用対効果が高い
  • EFHは「過去のファイルに戻れる期間」を1年に延ばす保険機能

pCloud Extended File History(EFH)とは?

pCloud Extended File History(EFH)とは、ファイルの変更履歴(バージョン履歴)を最大1年間保存できる拡張オプションです。

通常のpCloudでは、

  • 無料プラン:15日
  • 有料プラン:30日

までしか、過去の状態にさかのぼってファイルを復元できません。

ただし、EFHを追加すると、この期間が一気に365日まで延長されます。

つまりEFHは、あの時のファイルに戻したい!を1年後でも可能にする機能です。

EFHの役割は版管理の強化

pCloudにはもともと版管理(ファイルバージョン管理)機能があります。

EFHは、この版管理の保存期間を延ばすためのオプションです。

ポイントは、EFHは「Rewindの代替でもない」、「バックアップ機能ではない」という点です。

EFHはあくまで、同じファイルの過去バージョンを、より長く残すための仕組みです。

15日・30日と1年の差はどこに出るのか?

結論から言うと、問題に気づくまでの時間に大きな差が出ます。

通常の履歴期間で起きやすい問題

「あの時点の資料が必要になった」、「上書きミスにすぐ気づけなかった」、「数か月前の修正が原因で不具合が出た」このようなケースでは、15日・30日ではすでに手遅れです。

EFHがあれば、3か月前・半年前の状態に戻すことができます。

EFHが真価を発揮する具体的な場面

EFHは、すべての人に必要な機能ではありません。しかし、刺さる人には強烈に刺さるのも事実です。

① 仕事で使うファイルが多い人

  • 契約書
  • 設計書
  • 原稿・記事
  • 請求書・帳簿

これらは、後から修正履歴を確認することが多いデータです。EFHがあれば、どこで間違えたかを遡って確認できます。

② 長期プロジェクトを扱う人

数か月〜1年単位で進む案件では、途中経過のファイルが後で重要になることがあるでしょう。

EFHは、プロジェクト全体の時間軸の安全装置として機能します。

③ Rewindを使うほどではないが、不安はある人

  • 大規模復元までは不要
  • でも細かいミスが怖い

こうした人にとって、EFHは現実的で扱いやすい保険です。

EFHが不要になりやすい人の特徴

一方で、EFHを付けても価値を感じにくい人もいます。

  • ・写真や動画の保存が中心
  • ・ほとんど編集・上書きをしない
  • ・短期間しかデータを見返さない

この場合、30日以内で十分なことがほとんどです。EFHは編集履歴が意味を持つ人向けの機能です。

EFHとRewindの違いを整理

混同されやすいので、役割を整理します。


Rewind→アカウント全体を、ある時点に戻す


EFH→ファイル単位で、過去バージョンを長期間保存

EFHは日常的、Rewindは非常時。用途も影響範囲もまったく違います。

EFHの注意点・誤解されやすいポイント

① 完全削除されたファイルは対象外になることがある

EFHは「履歴管理」です。削除後、一定期間を超えると復元できない場合があります。

② 容量が増えるわけではない

EFHは履歴期間を延ばすだけで、保存容量が増えるわけではありません。

③ すべてのトラブルを防げるわけではない

  • 外部連携による事故
  • アカウント自体の問題

こうしたケースでは、EFHだけでは不十分です。

EFHは「コスパ」で考えるべき機能

EFHは派手な機能ではありません。

しかし、「1回の重大ミス」、「1つの重要ファイル消失」これらだけで、費用以上の損失が出ることがあります。

使わなかったけど安心だった。それがEFHの正しい評価です。

pCloud Extended File History(EFH)に関するよくある質問

Q
Q1. EFHは後から追加しても、過去の履歴は1年分残りますか?
A

いいえ。EFHを購入した時点以降の履歴から1年保存されます。
購入前のファイル変更履歴がさかのぼって延長されることはありません。
そのため、重要データを扱い始めた段階で早めに導入するのが理想です。

 

Q
Q2. EFHを解約すると、保存されていた1年分の履歴はどうなりますか?
A

EFHを解約すると、通常の履歴保持期間(15日または30日)に戻ります。
延長期間分の履歴は保持されず、古い履歴から順に削除されます。
「必要な過去バージョン」は解約前に復元・保存しておく必要があります。

 

Q
Q3. EFHはすべてのファイル形式に対応していますか?
A

基本的にpCloudに保存できるファイル形式であれば対応しています。
テキスト、画像、動画、PDF、Officeファイルなど形式による制限はありません。
ただし、アプリ側で自動生成・同期される一部ファイルは履歴が残りにくい場合があります。

 

Q
Q4. 同じファイルを何度も更新すると、履歴の数に上限はありますか?
A

明確な「回数制限」はありませんが、保存容量やシステム制限により、古い履歴から整理される可能性はあります。EFHは「無限履歴」ではなく、1年以内を最大限残す仕組みと理解するのが安全です。

 

Q
Q5. EFHはチーム利用・共有フォルダでも有効ですか?
A

EFHはファイルの所有者側の設定が適用されます。
共有フォルダの場合、
自分が所有者 → EFHの効果あり
他人が所有者 → 相手の設定次第
という点に注意してください。

 

Q
Q6. EFHがあればローカルバックアップは不要になりますか?
A

不要にはなりません。
EFHは変更履歴の保持であり、アカウント障害・外部要因への完全対策ではないためです。重要データは、別媒体や別クラウドへのバックアップ併用が推奨されます。

 

Q
Q7. EFHと自動同期は相性が悪いですか?
A

相性が悪いわけではありませんが、同期ミスが長期間保存されてしまう可能性があります。
誤った上書きにすぐ気づけば問題ありませんが、気づくのが遅れるほど、EFHの価値が発揮されます。

 

Q
Q8. EFHは個人利用と法人利用、どちら向きですか?
A

どちらにも向いていますが、
特に法人・フリーランスとの相性が良い機能です。「修正履歴の証跡」、「過去資料の再提出」、「トラブル時の原因特定」といった用途では、個人利用以上の価値があります。

 

Q
Q9. EFHを導入しても操作は増えませんか?
A

操作は増えません。EFHは自動で履歴を保存する仕組みのため、ユーザーが意識して何かする必要はありません。必要なときに戻れる選択肢が増えるだけです。

 

Q
Q10. EFHはどんな人が「後悔しやすい」オプションですか?
A

次のような人は、導入していないと後悔しやすい傾向があります。

  • 重要ファイルを上書きしがち
  • 過去の修正経緯を説明する必要がある
  • 半年以上前のファイルを突然求められる

戻れたら助かる場面が想像できる人ほど、EFH向きです。

まとめ:EFHの価値は後悔を防げるかで決まる

pCloud Extended File Historyは、全員必須の機能ではありません。

しかし、

  • 仕事でデータを扱う
  • 編集・上書きが多い
  • 後から見返すことが多い

こうした人にとっては、1年延長の価値は十分にあると言えます。

EFHは、取り返しがつかなくなる前に戻れる時間を買う機能です。

ぜひ検討してみてくださいね。

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