Google Driveなどで知られるクラウドストレージサービス。「サブスクリプション(定額制)」で利用できるサービスが一般的ではありますが、最近は「買い切りタイプ」のストレージサービスの利用を検討する人も増加しつつあるようです。
今回は、その「買い切りタイプのクラウドストレージ」として知られるサービスのうち、「pCloud」と「Icedrive」の二つに絞って、その特徴をまとめて比較したいと思います。
pCloudってどんなサービス?
pCloudはスイスのクラウドストレージサービスです。日本語にも対応しており、全て翻訳された状況で利用できるため、英語が得意でない人でも不自由なく使えるでしょう。
企業としては2013年に設立し、サービスを提供し始めました。サブスクリプションタイプのクラウドストレージ「drop box」が2006年、「Google Drive」が2012年に始まっていることを考えると、業界の中でも中堅・老舗クラスのサービスであると言えるかもしれません。2026年3月時点で、全世界に2,200万人を超すユーザーがいると公式発表されています。
pCloudの実際の口コミついてはこちらをCheck!
pCloudの評判は怪しい?3年使ってわかった「買い切り」の真実とメリット・デメリットを本音レビュー
Icedriveってどんなサービス?
Icedriveはイギリスのクラウドストレージサービスです。2019年に設立しており、業界の中では若い方に部類されますが、買い切りタイプのクラウドストレージの中でも低価格であること、セキュリティが強固であることを特徴として掲げています。
ただ、対応言語は英語のみで日本語には非対応のため、英語が不得意な場合、ブラウザの翻訳機能などを使って対応する必要があるかもしれません。
pCloud vs Icedrive 徹底比較!
それでは二つのサービスについて比較してみましょう。
プラン・料金について
pCloudとIcedriveの買い切りプランについて、表にまとめてみました。(※情報は2026年3月時点のものです)

Icedriveは100GBから購入可能で、最大1TBまでとなっている一方、pCloudは最小が500GB、最大が10TBという容量に大きな差があります。少なめに利用したい人にはIcedrive、大容量でなんでも保存したい人にはpCloudといった使い分けが可能です。
速度について
次に、速度について比較してみましょう。ストレージを利用する場合、大容量のデータ転送をすることも多いので、容量については気がかりだという人も多いでしょう。
転送速度は様々な要素によって決まりますが、そのうちの一つがサーバーとの距離であると考えられます。
- pCloudのサーバー設置場所:アメリカ(テキサス州ダラス)あるいは欧州(ルクセンブルグ)
- Icedriveのサーバー設置場所:イギリス(詳細については不明)
どちらのサービスでもサーバーは日本にありません。アメリカの方がネットワーク経路が安定しているという説もありますが、この二つのサービスで致命的案ほどの大きな違いはないと考えられます。
バックアップの速度については、自宅のネットワークの速度や、通信環境の安定性といった身近な要因に左右されることも多いです。どうしても「速度が気になる!」という方は、無料版を使ってテストしてみるのもおすすめです。
セキュリティについて
大切なデータをネットを介してやり取りする以上、情報漏洩などのリスクが少なからず発生しますので、セキュリティについてもチェックしておきましょう。
pCloudもIcedriveも通信において「TLS」を導入しています。これはインターネット上の通信データを暗号化し、第三者による盗聴や改ざん、なりすましを防ぐセキュリティプロトコル(規約)です。こういったプロトコル(規約)は常にアップデートされており、古い技術のものを使い続けると、脆弱性が露呈して危険である可能性が高いのですが、二社とも最新のプロトコルを導入しているため安心と言えるでしょう。
しかし、これだけでは、ストレージには情報漏洩のリスクはなくなりません。そこでpCloudとIcedriveは、それぞれ「ゼロ知識暗号化(Zero-Knowledge Encryption)」と呼ばれるセキュリティ技術を導入しています。
「ゼロ知識暗号化」とは、簡単に言えば「その理由や根拠となる情報は相手に明かさず、自分が正しいことを証明する」仕組みです。例えば、銀行の窓口で手続きをする際、自分が特定の個人であることを証明するために、免許証やパスポートなどの身分証明書を提示することがあります。しかし、デジタルの世界でこのような情報は簡単にコピーされてしまう危険性が伴います。このリスクを減らすために生み出されたのが「ゼロ知識暗号化」なのです。
pCloudとIcedriveはどちらも「ゼロ知識暗号化」を導入しています。このため、ストレージに預けたデータをストレージ管理者(運営会社)がこっそり閲覧する、といったリスクを予防できます。また、パスワードやキーなどもサーバー側が保持しないため、自分以外の第三者からデータが流出するリスクがなくなります。ただし、パスワード類の管理はユーザーに一任されるため、「うっかり忘れてしまった場合、一切復元することができない可能性がある」というリスクが発生するので注意しましょう。
また、pCloudはこの技術をデフォルトでは提供しておらず、「pCloud Encryption」という有償オプションプランが追加で必要です。一方、Icedriveはデフォルトで利用できるので、買い切りプランを購入すれば自動的に高セキュリティのストレージを使えます。
まとめ
いかがでしょうか。pCloudとIcedriveはそれぞれ海外発のクラウドストレージサービスです。現時点での大きな違いとしては、容量と費用の違いと、日本語化に対応している(pCloud)・対応していない(Icedrive)という点であるでしょう。
例えば、セキュリティ対策を優先したいのであれば、買い切り版を購入すれば強固なセキュリティ対策ができる「Icedrive」の方が適切かもしれません。動画や音楽などを保存するために大容量のストレージが必要である場合は「pCloud」の方が適している可能性が高いです。
また、どちらのサービスも無料版を提供しています。どうしても判断に迷うようであれば、まずはアカウントを取得して、実際に使ってみることをおすすめします。
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