pCloudでは、クライアントサイド暗号化 (E2E暗号化)機能が有料オプション「pCloud Encryption」として提供されています。今回は、その暗号化オプションの必要性や、いつ購入するべきか?という点についてわかりやすく解説します。
pCloud Encryptionとは何か?まず基本を押さえよう
pCloud Encryptionとは、pCloudのストレージに保存するファイルをクライアントサイドで暗号化するオプション機能です。通常のpCloudは転送時にTLS/SSL暗号化が適用されますが、サーバー上のファイルはpCloud側でアクセス可能な状態にあります。 これに対してEncryption(Crypto機能)を使うと、ファイルはあなたのデバイス上で暗号化されてからアップロードされるため、pCloudのスタッフすら中身を見ることができません。
この仕組みは「ゼロナレッジ暗号化」と呼ばれ、暗号化キーはあなた自身のデバイスにのみ保管されます。pCloudはスイスを拠点とする企業で、スイスのプライバシー法に準拠している点も、セキュリティ意識の高いユーザーには評価されています。 pCloud Encryptionの技術的な説明は以下の記事で説明しています。
pCloud Encryptionの必要性
結論から言うと、pCloud Encryption は必ずしも全員に必要というわけではありません。用途やその使い方、どのようなデータをどのような目的で保存するか?によって、必要性が異なります。
pCLoud Encryptionが必要なケース
pCloud Encryptionが必要になるケースを以下に示します。基本的には、「絶対に外部の第三者に触れさせたくない」データをpCloud上に保存する場合にはpCloud Encryptionの利用がおすすめです。
- 仕事上の機密情報やクライアントデータをクラウドに置く
- 政府機関や企業によるデータアクセスを制限したい
- 万が一pCloud側でセキュリティインシデントが起きた場合のリスクを最小化したい
- 恋人や家族などのプライベートな写真や動画を保存する
- 合法だが検閲リスクのあるデータを保存する
なくても問題ないケース
上記とは逆に、以下のようにデータをパソコンやスマホの外に置いておきたいたが、絶対に第三者の目に触れられたくはないようなケースでは、pCloud Encryptionは不要です。
- 写真のバックアップや動画ファイルのみを保存している
- 公開してもよいドキュメントしか使わない
- すでに別の暗号化ツール(VeraCryptなど)を使っている
pCloud Encryptionの料金体系(2026年時点)
pCloud Encryptionには以下の料金プランがあります。pCloudを利用しているほとんどの人は買い切りプランでpCloudを利用していると思うので、基本的にはpCloud Encryptionについても買い切りプランがおすすめです。
- 月払い:$4.99/月
- 年払い:$4.16/月(年間$49.99)
- 買い切り(Crypto Lifetime):$150
注意点として、Encryptionはストレージプランとは別売りです。pCloudのストレージプランを持っていない場合は、ストレージ料金が別途かかります。
セールを待つべきか?いつ購入すべき?
pCloudは年間を通じて複数回のセールを実施しており、pCloud Encryptionについてもセールこれまでに何回かセールで販売されています。当サイトの独自の調査に基づいて、どんなタイミングでpCloud Encryptionがセール販売されるか以下にまとめました。
独立記念日セール(7月4日前後)
2025年6月30日〜7月7日に実施されました。このセールでは1TB・2TB・10TBの買い切りプランが最大70%オフとなり、さらにpCloud Encryption(通常$229相当)が無料バンドルとして付属しました。具体的な価格は1TB+Encryption付きで$199、2TB+Encryption付きで$279でした。
独立記念日は、毎年 pCloud Encryption が無料セット販売されているので、pCloud Encryption を利用したい人にとってはかなりおすすめなセールです。
ブラックフライデーセール(11月)
2025年は11月17日〜29日に開催されました。ストレージ単体の割引に加え、5TB+Encryption+pCloud Pass(パスワードマネージャー)をセットにした「3in1バンドル」が$599で提供されました。通常価格から最大60〜62%オフという内容です。
Cherry Blossomセール+イースターセール(3〜4月)
2026年春は「Cherry Blossom Sale」と「Easter Sale」が並行して開催されています。個人プラン向けはCherry Blossomセールで、500GB・2TB・5TB・10TBのLifetimeプランが最大58%オフで提供されています(500GB $139、2TB $279、5TB $499、10TB $799)。
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一方、Easter Saleは2TB・5TB・10TBのFamily Lifetimeプランが対象で、最大68%オフ+pCloud Pass Family Lifetimeが無料バンドルという内容です(期間:3月30日〜4月8日)。
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Encryptionを単体で狙う場合、Cherry Blossomセールはストレージのみが対象でEncryptionのバンドルはありません。Encryptionも一緒に入手したい場合は、独立記念日セールやブラックフライデーのようにEncryptionが無料バンドルされるタイミングを別途狙う必要があります。
サマーセール(7〜8月)
2025年夏にも500GB・2TB・5TBの買い切りプランが最大54%オフで提供されました。独立記念日セールと近い時期に行われることが多く、夏場は比較的セールが多い傾向があります。
その他の不定期セール
ニューイヤー、ワールドバックアップデー(4月)、ハロウィンなど年間を通じてキャンペーンが発生します。当サイトでは、pCloudのセール情報を配信するLINE公式アカウントを運営しています。もし、今後のpCloudのセール情報を知りたい方はぜひ以下のリンクからLINE友だち登録をお願いします。
LINEでセール情報を見逃さない!
pCloudの買い切りプランが安くなるタイミングを通知でお知らせします。
なお、セールの開始と終わり間際のリマインドしか特に案内を流すことはないので安心してご登録ください。
また、当サイト独自のpCloud契約時にAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンも行っているので、こちらの情報も要チェックです。その他、pCloudのセールに関する情報は以下の記事でまとめています。
Encryptionだけ安く買える?セール時の注意点
重要な注意点として、pCloud EncryptionはストレージプランなしでEncryptionのみを購入することはできません。つまり「Encryptionだけセールで安く買う」という選択肢は基本的に存在しません。
セール時の最もお得な買い方は、ストレージ付きのバンドルでEncryptionが無料や大幅割引になるタイミングを狙うことです。
独立記念日セールやブラックフライデーはその代表例です。すでにpCloudのストレージを持っている場合は、Encryption単体の割引(過去に最大50%オフの実績あり)を狙うことになります。
買い切りvs年払い:どちらがお得か
Crypto Lifetimeを$150で購入した場合、年払い($47.88/年)と比較すると約3.1年で元が取れる計算です。
pCloudを長期的に使うつもりであれば、買い切りのほうが明らかに有利です。さらにセール時に$150を下回る価格で買えるケースもあるため、その場合は回収期間がさらに短くなります。
まとめ:いつ買うのがベストか
pCloud Encryptionの購入タイミングについての結論です。
- 急いでいなければ、7月初旬(独立記念日セール)か11月(ブラックフライデー)を狙うのが最もコスパが高い
- 春(イースター〜4月)も割引が出やすい時期
- pCloudのセール情報はLINE公式アカウントに登録して待っておくと良い
- 機密ファイルを今すぐ保護したい緊急性があるなら、通常価格でもCrypto Lifetimeの$150は十分な投資
セキュリティの必要性は人によって異なりますが、一度買い切れば追加費用なしで使い続けられる点はpCloud Encryptionの大きな強みです。「いつかセールで買おう」と思いながら機密ファイルを暗号化なしで保存し続けるよりも、次のセールを待ちつつ準備しておくことをおすすめします。

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