GoogleドライブとiCloudの比較 | どっちを使うべきなのか?

スマートフォンで写真や動画を撮る機会が多いと、内部ストレージ(本体容量)を消費します。最新型の端末では、4Kクラスの解消度の動画や写真が撮影および閲覧できます。解消度が高いと、画質がとても繊細で綺麗です。

しかし、解消度の分内部ストレージを大きく消費します。内部ストレージを全て消費すると、画像や動画などの新規保存ができなくなってしまいます。その対処法として、クラウドストレージサービスの利用が挙げられます。クラウドストレージサービスとは、スマホやPC内で保存しているデータをインターネット上で管理するサービスのことです。

クラウドストレージサービスを使う上での利点は、内部ストレージの消費を抑えられることでしょう。内部ストレージの消費を抑えることで、画像や写真の新規保存が次々と可能になります。もう一つの利点として、同じインターネットを利用しているすべての端末で、データのシェアが可能になることがあげられます。

そのため、スマホで撮った写真をPCで編集したり、PCで編集した動画をタブレット端末で閲覧することができます。パスワードを設定することで、情報漏洩などを防ぐためのセキュリティ対策もできます。

セキュリティ対策により、外部からの不正アクセスができないのでご安心ください。代表的なクラウドストレージサービスにGoogleドライブやiCloudがあります。

Googleドライブの特徴

Googleドライブは、Google社によるクラウドストレージサービスです。利用には、アプリケーションのダウンロードのほかにGoogleアカウントの作成が必要です。Googleアカウントの作成をすることで、Gmail、Googleドライブ、Googleフォトで共有が可能な15GBの無料ストレージが提供されます。

15GB以上の容量を希望する場合は、月額料金を別途で支払うことによって、最大で2TBまで拡張することができます。Googleアカウントによって紐づけられているため、同じアカウントであれば別端末でデータを共有することが可能です。

すべてのデータを同期しておくことで、端末の損失および故障してしまった場合でもデータを取り戻すことができます。また、機種変更などのバックアップに利用することも可能です。

その他に、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートといったGoogleのサービスと連携ができます。これらは、複数人でのファイル作成や編集においてチカラを発揮します。会社や学校などの組織では、情報共有がスムーズになるため、共同作業の効率化が図れます。

iCloudの特徴

iCloudは、Apple社によるクラウドストレージサービスです。基本的にはApple社の端末であるiPhoneやiPad、iMacなどで利用することができます。

写真や動画、ファイルなどの共有が可能な5GBの無料ストレージが提供されます。5GB以上の容量を希望する場合は、月額料金を別途で支払うことによって、最大で12TBまで拡張することができます。

iCloudにサインアップすることで、別端末でデータを共有することが可能です。こちらも同じく、すべてのデータを同期しておくことで、端末の損失および故障してしまった場合でもデータを取り戻すことができます。

機種変更時のバックアップに利用することも可能です。iCloudは基本的にApple社の端末を想定されているため、Android端末などでは利用しにくい(全く使用できない機能もある)ことに注意が必要です。

容量面の比較をしてしまうとiCloudの方が大容量で便利なように見えてしまいます。しかし、Googleドライブにおける利点は、端末の種類に依存することがないことでしょう。

Googleアカウントを所有していれば、端末の種類に関係なくデータの共有が可能なのです。また、GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシートの文章作成機能の連携は、Googleドライブのみで利用できます。自身が所持する端末の種類やサービスの利用目的によって、選択するのが良いでしょう。

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