今回は、pCloudのデータリージョンとしてEUと米国のどちらがおすすめかを解説します。
pCloudにおけるデータリージョンの重要性
pCloudは申し込み時にサーバーの場所(リージョン)を選択できます。後から変更することもできますが、後から変更する場合には手数料(現在の価格で約20ドル程度)がかかるため、契約時に必ず適切なデータリージョンを選択することをおすすめしています。
pCloudではEUと米国の2箇所のリージョンを選択できます。
EUではルクセンブルク、米国ではテキサス州にサーバが設置されており、基本的にはサーバが設置されている国の法律が適用されます。そのためEUでは主にGDPRが、米国では各種の米国国内法が提供されます。特に著作権関連は、米国の比較的厳し目な米国DMCAが適用されます。
pCloudデータリージョンの選び方
それでは具体的なpCloudの利用目的や利用シーン、利用エリアごとのpCloudのデータリージョンの選び方を解説します。
利用するエリアで決める
もしあなたが海外出張や旅行などで米国を訪れる機会が多い場合は、米国リージョン。欧州や中東地域を訪れる機会が多い場合は、EUリージョンをおすすめします。
後述しますが、最近ではあまりクラウドストレージサービスを利用するPCやスマホと、データが保存されているサーバ間の距離はあまり通信速度には影響を及さなくなっています。とはいえ、サーバ間距離が短ければ短いほど優位なことに変わりはありません。
セキュリティ&プライバシー
セキュリティ&プライバシーの観点では、EUデータリージョンを強くおすすめします。
EUには、「EU一般データ保護規則(GDPR)」と呼ばれる法律が存在し、個人の個人情報やプライバシーについて非常に厳格なルールを課しています。具体的には、個人の情報について消去依頼に答える義務や、保持しているデータを開示する義務などが法律でそれぞの企業に課せられています。
一方で、米国はもちろん基本的には個人のプライバシーを保護する法律は整備されていますが、その多くは各州によって定められています。そのため、カリフォルニア州の法律ではGDPR並みの基準の一方で、フロリダ州やテキサス州では比較的個人のプライバシーが保護されにくいということもあります。
その他、各国の当局によるデータアクセスの容易さについてもEUと米国で大きな差があります。米国は一般に捜査当局によるアクセスが容易に行われる一方で、EUでは捜査当局であろうと、個人のデータへのアクセスには高いハードルが課せられています。
安全性
データの安全性という観点では、EU・米国いずれも物理的に異なる5箇所のサーバに分散保存されているため、いずれも非常に高い安定性を確保しているといえます。
EUリージョンも米国も安定したインターネット回線や電力を提供される先進国のため、データの安全性の観点ではそれぞれのリージョンに差異はありません。
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通信速度
通信速度の観点では、米国リージョンの方がEUリージョンより優位性が一般的に高いと言われていますが、最近ではその差はあまりありません。
一昔前までは、日本と米国間は非常に多くの海底ケーブルが通っているため、基本的には米国サーバを選択することがベターとされていましたが、最近では欧州に対しても大量のインターネット回線が張り巡らされているため、ほとんどその差はないとされています。
特にゲームのように転送速度より低遅延性が求められる場合は、とにかくサーバが物理的に近いことが重要であるとされていましたが、クラウドストレージのように低遅延性より転送速度が求められるケースでは、あまり物理的なサーバの位置は関係ないケースが多いです。
さらに、pCloudでは2026年初頭に日本専用の通信サーバを設置しており、いずれのデータリージョンであろうとも、この日本専用の通信サーバを経由することになります。
そのため、欧州・米国いずれのリージョンを選ぼうとも、基本的には非常に高品質な通信回線を利用してクラウドストレージを利用できます。
契約時のリージョン選択方法
pCloudでは、新規にプランを契約する際にデータリージョンを選択できます。
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話は戻りますが、こんな感じでメールアドレス入力後のパスワードを登録する画面において「データリージョン」を選択できます。

データリージョンは後から変更可能か?
pCloudにおいてデータリージョンを後から変更することはできますが、手数料として20ドルが必要となります。そのため、基本的には契約時に選択したものをずっと使い続ける形になります。
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