結論から言うと、容量に上限はある
ズバリ結論から申し上げますと、上限はあります。無料プランでも、有料プランでも容量無制限でとはいかないのです。しかし、個人が普通に利用する分には「容量無制限でないと困る」ということはなかなかないでしょう。なぜなら太っ腹なことに、Google様は無料ユーザーにさえたっぷりの容量を用意してくれているからです。
目次
- 無料プランでは15GB、有料プランでは100GB以上
- プレミアムプランでは2TB
- 30TBのプランも新登場
- まとめ:結局どのプランを選ぶべきか
無料プランでは15GB、有料プランでは100GB以上
まず、無料プランでも15GBもの容量を使うことができます。近年のスマホの内部ストレージなどと比べると少々心もとないと感じる方もおられるかもしれませんが、これくらいでも家族の大切な写真や仕事で共有したいファイル、ちょっとしたアプリ程度のものなら余裕。長めの動画を少々入れても安心できるくらいのサイズです。
しかし「趣味の動画投稿をガチってるから、動画素材をたくさん入れたいんだよね」「動画編集の副業やってるから、15GBじゃ不安」というようなケースもあるかもしれません。そんな時には、まず「ベーシック」プラン(月額290円)を試してみるのが良いでしょう。こちらの容量はなんと100GB。数十時間分の高画質な動画を保存しても問題ないくらいのサイズです。しかも同程度の容量を持つ他の有料クラウドストレージサービスと比較するとコスパ(コスト・パフォーマンス)に優れる点も見逃せません。
プレミアムプランでは2TB
万が一100GBでは足りないという方には「プレミアム」プラン(月額1,450円)が用意されています。こちらの容量は2TB。ここまでのものとなるともはや個人の域を超え、ちょっとした企業のストレージとして使うことさえ可能なサイズです。無論、一般人にとってはほとんど容量無制限と同じと言ってもよいでしょう。ハイエンドのゲーミングPCでさえ、これと同等の内部ストレージを持つものはそう多くはありません。
Google AI Pro も選択肢に
また仕事や学業などでAIを大いに活用したいという方には「Google AI Pro」プラン(月額2,900円)もおすすめです。こちらでは2TBのストレージはもちろん、プラン名通りGoogleが提供する様々なAIサービスが利用可能になります。例えばGeminiアプリにおいて「Gemini 2.5 Pro」や「Deep Research」の利用可能回数が大幅に増加。
より複雑なタスクを任せたり、より長大なコードを書かせたり、膨大なデータを分析させたりすることが可能になります。加えて動画生成ツール「Flow」などにアクセスすることも可能。こういったAIツールと連携力の高いGoogleドライブをうまく利用することにより、生産性や創造性を爆発的に上げることができるでしょう。
30TBのプランも新登場
さらに最近では30TBもの容量を誇る「Google AI Ultra」プラン(月額36,400円)も登場しました。その規格外ともいえるサイズのストレージを使い切るのは、一般人にはもはや至難の業。ついでに費用もちょっとした家賃レベルにまで上昇しています。
しかし実際に使った方からは非常に好評。なぜならGoogleが誇る最先端かつ最高のAI機能への優先的なアクセスが保証されているからです。その性能をうまく引き出すためには人間側にも相応のスペックが必要となりますが、高度なリサーチを行ったり、高品質な長尺動画を生成したり、ビジネスを賢く、そして手早く動かしたりと組織の明日を左右するような仕事さえも可能。加えて実験的な機能にいち早くアクセスできるのもこのプランの醍醐味です。
まとめ:結局どのプランを選ぶべきか
このように多様なプランが用意されているので、以下に各プランについて簡単にまとめました。どのプランにすべきか迷っているなら、まずは下位のものから試してみるのが良いでしょう。
- 無料プラン(15GB):とりあえず無料でクラウドストレージサービスを試してみたい方や、重い動画・アプリなどを入れない一般ユーザー向け。
- ベーシックプラン(100GB):動画投稿・動画編集などで重いファイルを数多く取り扱う必要がある方、あるいはコスパの良いクラウドストレージサービスを探している方向け。
- プレミアムプラン(2TB):個人利用のレベルに留まらないビジネスマンやクリエイター、エンジニア向け。
- Google AI Pro プラン(2TB):超大容量のオンラインストレージに加え、Googleが提供する高性能な各種AIサービスを必要としている方向け。
- Google AI Ultra プラン(30TB):時代の最先端をゆく究極のプラン。各分野の最先端で戦うプロの中のプロに。

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