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Amazonドライブとは?2023年終了後の移行先を比較【完全ガイド】

Amazon Photos

「Amazonドライブ(Amazon Drive)」は、Amazonが提供していたクラウドストレージサービスです。2023年12月31日をもってサービスが完全終了し、現在はアクセスできない状態になっています。

本記事では、Amazonドライブがどのようなサービスだったのか、なぜ終了したのか、そして終了後の移行先として現在どのクラウドストレージが選択肢になるのかを徹底的に解説します。

Amazonドライブとはどんなサービスだったか

Amazonドライブ(Amazon Drive)は、Amazonが2011年に米国でスタートしたクラウドストレージサービスです。

写真・動画・ドキュメントなどあらゆるファイルをクラウドに保存・共有できるサービスとして、Googleドライブ・Dropboxなどと並ぶ選択肢のひとつでした。

項目 内容
サービス開始 2011年(米国)、2015年(日本)
無料容量 5GB(Amazonアカウント所持者全員)
プライム会員特典 写真は無制限、動画は5GBまで無料(Amazon Photosとして)
対応ファイル 写真・動画・ドキュメント・音楽などあらゆる形式
サービス終了 2023年12月31日

特に「プライム会員なら写真が容量無制限で保存できる」という特典が大きな魅力でした

一方で、Googleドライブなどと比べてファイル管理機能や他サービスとの連携が限られていたため、写真・動画バックアップ以外の用途では使いにくいという面もありました。

Amazonドライブが終了した経緯とスケジュール

Amazonは2022年7月、「Amazon Photosによる写真・動画の保存に全面的に注力するため」として、Amazonドライブを2023年末に終了すると発表しました。IT大手が10年以上提供してきたストレージサービスを完全終了するのは異例のことで、当時大きな注目を集めました。

終了までのスケジュール

時期 できなくなったこと
2022年10月31日 Amazon DriveのiOS・Androidアプリがアプリストアから削除
2023年1月31日 Webサイトからのファイルのアップロードが不可に
2023年12月31日 Amazon Driveへのアクセスが完全に終了。ファイルの閲覧・ダウンロード不可に

写真・動画ファイルは自動的にAmazon Photosへ移行されました。Amazon DriveとAmazon Photosは異なるサービスでしたが、同じファイルを共有する仕組みになっていたため、写真・動画は自動的にAmazon Photosでも引き続き利用可能です。

一方、ドキュメントや音楽などの写真・動画以外のファイルは、2023年12月31日までにダウンロードが必要でした。この期限を過ぎた場合、それらのファイルは消失しています。

終了後の現状:Amazon Photosはどうなっている?

Amazonドライブは終了しましたが、写真・動画専用の「Amazon Photos(アマゾンフォト)」は2026年現在も引き続き利用できます。

項目 内容(2026年6月時点)
サービス状況 継続中
無料容量 5GB(写真・動画合算)※Amazonアカウントのみ
プライム会員 写真:無制限(無圧縮・フル解像度)、動画:5GB
プライム会員費 月額700円/年額6,900円(税込)
ファミリーフォルダ プライム会員1人が最大5人を招待可能。招待されたメンバーもプライム会員と同じ恩恵(写真無制限・動画5GB)を受けられる
対応ファイル 写真・動画のみ(ドキュメントなど他のファイル形式は不可)
画質 無圧縮・フル解像度(RAWファイルも対応)

2年間未使用でデータが削除される可能性があります。Amazonのポリシー上、一定期間アカウントが使用されない場合にデータが削除されることがあります。Amazon Photosを継続利用する場合は、定期的にアクセスするようにしましょう。

Amazon Photosは写真の無圧縮保存という点でGoogleフォトの「節約画質」モードより有利ですが、ドキュメントや動画(5GB超)は保存できないため、汎用クラウドストレージとしては使えません。写真専用のバックアップ先として位置付けるのが現実的です。

移行先クラウドストレージの比較【2026年版】

Amazonドライブの代替として検討できる主なクラウドストレージサービスを紹介します。

Googleフォト/Googleドライブ(Google One)

写真・動画のバックアップから文書・ファイルの管理まで、幅広くカバーできる汎用性の高さが最大の強みです。Androidスマートフォンとの親和性が高く、日本国内でも利用者が非常に多いサービスです。

項目 内容
無料容量 15GB(Gmail・Googleフォト・ドライブ合算)
有料プラン Basic 100GB:月290円、Google AI Plus 400GB:月725円(2026年6月に値下げ・容量倍増)、Google AI Plus 2TB:月1,450円(旧Premiumが改称)、Google AI Pro 5TB:月2,900円など
写真の画質 「元の画質」または「節約画質(若干圧縮)」を選択可能
対応ファイル 写真・動画・ドキュメント・音楽など全形式
強み Androidとの連携、AI検索・自動編集機能、Gemini等AI機能(有料プラン)、ファミリー共有
注意点 無料15GBはGmailとドライブと共有のため実質的に早く満杯になりやすい

Amazonドライブからの移行先として最も多く選ばれているサービスのひとつです。写真・動画に加えてドキュメントも一元管理したい方に特におすすめです。なお、2026年6月8日にGoogle AI Plus(400GB)が月1,200円から月725円に値下げ・容量倍増されました。旧Premiumプラン(2TB・月1,450円)も「Google AI Plus(2TB)」に名称変更されています。プラン構成の変更が続いているため、加入前にGoogle Oneの公式ページで最新情報をご確認ください。

iCloud+(iCloud+)

iPhone・iPad・Macを使っているAppleユーザーに最も自然な選択肢です。端末のバックアップ・写真・連絡先・メモなどあらゆるデータをシームレスに同期できます。

項目 内容
無料容量 5GB
有料プラン 50GB:月130円、200GB:月400円、2TB:月1,300円、6TB:月3,900円、12TB:月7,900円
写真の画質 フル解像度で保存
強み Apple製品との完全統合、設定なしで自動バックアップ、50GBから始められる低価格プラン
注意点 Windowsでも利用可能だが、Android・Linuxとの連携は弱い

iPhoneをメイン端末として使っている方は、iCloud+が最もストレスなく使えます。50GBが月130円と他サービスの同容量帯より安価な点も魅力です。

Microsoft OneDrive

WindowsパソコンとMicrosoft Officeを日常的に使っている方に最適なサービスです。Microsoft 365(旧Office 365)のサブスクリプションに1TBのOneDriveが含まれているため、すでにOfficeを使っている方はほぼ追加コストなしで大容量ストレージを利用できます。

項目 内容
無料容量 5GB
有料プラン 100GB:月220円、Microsoft 365 Personal(1TB):月1,490円(Word・Excel・PowerPoint含む)
写真の画質 フル解像度で保存
強み Windowsとの完全統合、Office Onlineとのシームレスな連携、自動バックアップ機能
注意点 MacやAndroidでも利用できるが、Windowsほどの利便性はない。また、写真のバックアップを行うと無料枠(5GB)はすぐに埋まりやすいため、写真メインで使う場合は有料プランへのアップグレードを前提に検討するのがおすすめ

Microsoft 365 Personal(月1,490円)にはWord・Excel・PowerPoint・Outlook+1TBのOneDriveが含まれます。Officeアプリも必要な方は、OneDrive単体で契約するよりMicrosoft 365 Personalの方がコストパフォーマンスが高いです。

Dropbox

ファイルの同期速度と安定性に定評があり、ビジネス利用を中心に世界中で使われているサービスです。複数のデバイスやOSをまたいでファイルを扱う方に特に向いています。

項目 内容
無料容量 2GB
有料プラン(個人) Plus 2TB:月1,200円(年払い。月払いは月1,500円)、Essentials 3TB:月2,000円(年払い)
写真の画質 フル解像度で保存
強み 高速・安定した同期エンジン、バージョン履歴(30日〜365日)、Windows・Mac・Linux・iOS・Android全対応
注意点 無料容量が2GBと少ない。写真管理機能はGoogleフォトに比べて限定的

Amazon Photos(継続利用)

Amazonプライム会員を継続している場合は、Amazon Photosが写真バックアップ先として現在も使えます。写真を無圧縮・フル解像度のまま容量無制限で保存できる点はGoogleフォトにない強みです。

項目 内容
プライム会員費 月700円/年6,900円(税込)
写真保存 無制限・無圧縮・フル解像度(RAW対応)
動画保存 5GBまで
ファミリー共有 最大5人まで招待可能(招待者もプライム会員と同じ特典を受けられる)
注意点 写真・動画専用。ドキュメント等は保存不可。Amazonプライム会員であることが前提

【比較表】移行先サービスの料金・容量・特徴まとめ

サービス 無料容量 有料プランの目安 写真画質 汎用ファイル 向いている人
Googleフォト
/ドライブ
15GB
(共有)
100GB:月290円
400GB(AI付):月725円
2TB(AI付):月1,450円〜
元の画質 or 節約画質 Androidユーザー・汎用性重視・AI機能も使いたい人
iCloud+ 5GB 50GB:月130円
2TB:月1,300円
フル解像度 iPhone・Mac中心のAppleユーザー
OneDrive 5GB 100GB:月220円
1TB:月1,490円(Office込み)
フル解像度 WindowsユーザーやOfficeを使っている人
Dropbox 2GB 2TB:月1,200円(※年払いの場合。月払いは月1,500円) フル解像度 複数OS・デバイス利用者・同期の安定性重視
Amazon Photos 5GB プライム会員費に含む
(月700円 or 年6,900円)
無圧縮・フル解像度 × Amazonプライム会員・写真を無圧縮で大量保存したい人

※料金はすべて2026年6月時点のものです。変更になる場合がありますので、各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

用途別おすすめの移行先

写真・動画を無圧縮で大量に保存したい

Amazon Photos(Amazonプライム会員なら写真無制限・無圧縮)または iCloud+(フル解像度保存、50GBから月130円)

写真も文書も一元管理したい(汎用ストレージとして使いたい)

Googleドライブ(Google One)(15GB無料・Googleドキュメントは容量消費なし・Android連携が強い)

iPhoneやMacをメインに使っている

iCloud+(設定不要で自動バックアップ・50GBが月130円と低価格から始められる)

WindowsパソコンでOfficeも使っている

Microsoft OneDrive(Microsoft 365)(1TB+Office込みで月1,490円・Windowsと完全統合)

複数のデバイス・OSをまたいで使いたい・仕事でのファイル共有が多い

Dropbox(Windows・Mac・Linux・iOS・Android全対応・同期の安定性が高い)

無料のまま使い続けたい

Googleドライブ(無料15GB・Googleドキュメント等は容量消費なし)または Amazon Photos(Amazonプライム会員なら写真のみ無制限)

組み合わせ使いもおすすめです:たとえば「写真はAmazon PhotosまたはGoogleフォト・ドキュメントはGoogleドライブかOneDrive」というように、用途別に使い分ける方法も有効です。すべてを1つのサービスに集約する必要はありません。

よくある疑問

Q. Amazonドライブに保存していたファイルは今でも取り出せますか?

A. 2023年12月31日にサービスが完全終了しているため、現在はAmazon Driveからファイルを取り出すことはできません。写真・動画ファイルはAmazon Photosに移行されているため、Amazonアカウントにログインしてamazon.co.jp/photosから確認できます。ドキュメントや音楽などの写真・動画以外のファイルは、期限内にダウンロードしていない場合は消失しています。

Q. Amazon Photosは今後も使い続けられますか?

A. 2026年6月時点では継続してサービスが提供されています。ただし、Amazonドライブのように将来的にサービスが変更・終了する可能性はゼロではありません。重要なデータは複数のサービスにバックアップしておくことをおすすめします。

Q. Googleフォトは写真が圧縮されるというのは本当ですか?

A. Googleフォトには「元の画質」と「保存容量の節約画質」の2種類があります。「節約画質」を選ぶと写真が若干圧縮されますが、スマートフォンの画面で見る分にはほぼ差がありません。フル解像度で保存したい場合は「元の画質」を選べばOKです(ただし容量を消費します)。Amazon Photosはプライム会員なら無条件で無圧縮・フル解像度保存のため、一眼レフのRAW画像などを扱う方には向いています。

Q. 複数のクラウドストレージを同時に使っても問題ありませんか?

A. 問題ありません。「写真はAmazon Photos・文書はGoogleドライブ・仕事用ファイルはDropbox」のように用途別に使い分けることは一般的です。ただし、管理が複雑になるため、メインで使うサービスをひとつ決めておくとよいでしょう。

Q. Amazonドライブから別サービスへのデータ移行ツールはありますか?

A. Amazon Photosに保存されている写真・動画については、ブラウザから一括ダウンロードして別サービスにアップロードする方法が確実です。直接的な公式移行ツールはないため、「ダウンロード→アップロード」の手順で行う必要があります。詳しい手順は当サイトの「AmazonフォトからGoogleフォトへデータを移行する方法」をご参照ください。

まとめ

Amazonドライブは2023年12月31日に完全終了し、現在はアクセスできません。写真・動画はAmazon Photosに引き継がれ、2026年現在も利用可能です。

Amazonドライブの代替として選べる主なクラウドストレージは以下のとおりです。

  • Googleフォト/Googleドライブ(Google One):写真も文書も汎用的に使いたいAndroidユーザー向け。無料15GBと豊富なプランが強み。
  • iCloud+:iPhone・Macユーザーなら設定なしで自動バックアップ。50GBが月130円と低価格から始めやすい。
  • OneDrive(Microsoft 365):WindowsとOfficeを使っている方はOffice込みで最もコスパが高い。
  • Dropbox:同期の安定性・複数OS対応を重視する方やビジネス利用に。
  • Amazon Photos(継続):Amazonプライム会員なら写真を無圧縮・無制限で保存できる。写真専用バックアップとして最も手軽。

どのサービスが最適かは、使っている端末・重視する機能・写真や動画の量によって異なります。まずは無料プランで使い勝手を確認してから、有料プランへの移行を検討するのがおすすめです。

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