なんとなくOneDriveを使っていることが多い
私もそうでした。パワポの共同編集にはかなり便利なのですが、Web版が開かなかったり、知らないうちにデータが消えていたりと、ストレスを感じることも多かったです。
もし、OneDriveが「使いたくて使っている」ではなく「最初からあったから使っている」という状態であれば、一度圧倒的コスパを誇るクラウドストレージであるpCloudと比較してみる価値があります。
用途によってはOneDriveより安く、速く、ストレスなく使えることがわかるはずです。
まず結論:どちらを選ぶべきか
本記事では色々とOneDriveとpCloudについて比較して、どっちのケースが良いか?容量や金額がどうなっているか?などを細かく解説していますが、まずは結論だけここに示します。
料金・容量の比較
それでは初めに、OneDriveとpCloudについて料金や容量の比較をしていきます。
無料プランの比較
まずは無料プランの比較です。無料プランで比較すると、pCloudはOneDriveの2倍の容量を無料で利用することができます。この記事ではpCloudについて色々と解説していますが、特段クレジットカードの登録などなしにpCloudは無料で利用できるので、まずは実際に無料版で使ってみるというのもかなりアリな選択肢です。
| サービス | 無料容量 | 特徴 |
|---|---|---|
| OneDrive | 5GB | Microsoftアカウントに紐付き |
| pCloud | 10GB | OneDriveの2倍・クレジットカード不要 |
有料プランの料金比較【2026年4月現在】

さて、次は本題となる有料プランについてpCloudとOneDriveで比較してみます。
| プラン | 容量 | 年間コスト | 5年間の総コスト | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Basic | 100GB | 2,440円 | 12,200円 | Officeアプリなし |
| Microsoft 365 Personal Classic | 1TB | 14,900円 | 74,500円 | Office込み・Copilotなし |
| Microsoft 365 Personal | 1TB | 21,300円 | 106,500円 | Office+Copilot込み |
| pCloud 500GB(年額) | 500GB | 約6,000円 | 約30,000円 | 月額課金 |
| pCloud 2TB(年額) | 2TB | 約10,000円 | 約50,000円 | 月額課金 |
| pCloud 500GB(買い切り・通常価格) | 500GB | — | 約28,900円(以降ゼロ) | $199・セール時さらに安くなる |
| pCloud 2TB(買い切り・通常価格) | 2TB | — | 約57,900円(以降ゼロ) | $399・セール時さらに安くなる |
なお、OneDriveには買い切りプランが存在しません。Microsoft 365を契約している場合、Officeアプリ目的なら合理的ですが、ストレージだけが目的なら割高です。
一方で、pCloudの買い切りプランは、通常価格でMicrosoft 365 Personal Classic(年14,900円)と比較すると約3.9年で元が取れ、以降は永続的に無料になります。セール時はさらに安くなるため損益分岐点が早まります。
👉 関連記事:【2026年最新】pCloudセールはいつ?過去の開催履歴と次回予測を徹底まとめ
機能の比較
ここまでの説明の中で、いかにpCloudがOneDriveと比較してコスパが良いのかということについて解説してきました。次に機能面でOneDriveとpCloudを比較します。
基本的には、pCloudとOneDriveは機能としてはほぼほぼ同等です。OneDriveは、Offie系のデータの共同編集に優れている。pCloudは、セキュリティ・プライバシー上の機能が強い点がそれぞれの特徴となります。
また、pCloudはLinux対応している点や転送速度がかなり爆速な点も優位な点となります。
| 機能 | OneDrive | pCloud |
|---|---|---|
| 無料容量 | 5GB | 10GB |
| 最大容量(個人) | 1TB(Microsoft 365込み) | 10TB |
| 1ファイルの最大サイズ | 250GB | 無制限 |
| 買い切りプラン | ❌ なし | ✅ あり |
| ゼロ知識暗号化 | ❌ なし | ✅ あり(オプション) |
| ファイルバージョン履歴 | 30日間 | 最大180日間 |
| 対応OS | Windows・Mac・iOS・Android | Windows・Mac・Linux・iOS・Android |
| Office共同編集 | ✅ 強力 | ❌ なし |
| 転送速度 | 普通 | 業界最速クラス |
| 自動バックアップ(PC) | ✅(強制的に感じることも) | ✅(選択式) |
| プライバシー準拠法 | 米国法 | スイス連邦法 |
OneDriveの正直な評価
先ほど簡潔にはそれぞれの比較を述べましたが、次にOneDriveに着目した時のそれぞれの強み・弱みを解説します。
OneDrieの強み
- Word・Excel・PowerPointとのリアルタイム共同編集は唯一無二
- Microsoft 365に含まれているなら実質コスト追加なし
- Windowsとの統合は深く、PCバックアップが自動で完結する
OneDriveの弱み
- Windowsが初期設定で勝手に同期を開始する(選んでいない感がある)
- Web版のパフォーマンスが不安定なことがある
- 個人プランの最大容量が1TBで、それ以上は6TBファミリープランしかない
- ゼロ知識暗号化がない(Microsoftはユーザーのファイルにアクセスできる)
- 買い切りプランがないため、課金が永続的に続く
pCloudの正直な評価
pCloudの強み
- 買い切りプランで長期コストが大幅に下がる
- 1ファイルのサイズ制限なし(OneDriveは250GB上限)
- スイス法に基づくプライバシー保護
- 転送速度が速い
- Linux対応(OneDriveはLinux非対応)
- ファイルバージョン履歴が最大180日(OneDriveは30日)
pCloudの弱み
- Word・Excel・PowerPointのリアルタイム共同編集には非対応
- Microsoft 365ユーザーにとってはOffice連携の利便性で負ける
- 知名度がOneDriveより低い
「Officeが必要だが、ストレージはpCloudで」という使い分けが最適解
私もOneDriveとpCloudは普段から両方とも併用しています。具体的には以下のような使い分けをしています。その結果として、「OneDriveは無料5GBのみ使用することで月額課金ゼロ」を実現しています。
- PowerPoint・Wordの共同編集:OneDrive
- 写真・動画・個人ファイルの長期保管:pCloud
Officeを使う機会があるからといって、写真・動画もOneDriveに置く必要はありません。用途で使い分けることで、OneDriveの月額課金を無料にしながら、買い切りpCloudを最大限に有効活用できます。
OneDriveからpCloudへの移行方法
pCloudにはOneDriveからのデータ移行をサポートする機能があります。

手順
- pCloudアカウントを作成(無料10GBから)
- pCloud Webアプリにログイン →「アップロード」→「クラウドからインポート」
- 「OneDrive」を選択してMicrosoftアカウントで認証
- 移行するフォルダを選択して転送開始
PCにダウンロードして再アップロードする手間なく、クラウド間で直接データ移行できます。pCloudのこの機能はマジで便利です。
よくある質問
最後に、OneDriveとpCloudの比較に関連したよくある質問を以下にまとめます。
WindowsユーザーはOneDriveの方が便利?
Office共同編集が必要な場合はYESです。ただし写真・動画の保管・個人ファイルのバックアップが主な目的なら、pCloudの方が容量・コスト・速度すべての面で優れています。
WindowsでもpCloudはエクスプローラーに仮想ドライブとして表示されるため、使い勝手の差はほとんどありません。
pCloudはOneDriveより安全?
プライバシーの観点ではpCloudが優れています。pCloudはスイス連邦法に基づいて運営されており、オプションでゼロ知識暗号化(pCloud Crypto)を追加すると、pCloud側でさえファイルの内容を読めない状態にできます。OneDriveはMicrosoftが技術的にデータにアクセスできる状態です。
pCloudとInternxtを比較!「ゼロ知識証明」特化型クラウドの安全性と違い
OneDriveを解約したらMicrosoft 365も使えなくなる?
OneDriveの有料ストレージ(単体プラン)とMicrosoft 365(Office込みプラン)は別の契約です。Microsoft 365 Personalを解約するとWordやExcelのフル機能が使えなくなります。OfficeのWeb版(無料)は引き続き使えますが、機能に制限があります。
pCloudとOneDriveを両方使う意味はある?
あります。OneDriveはOffice連携・共同編集専用として無料5GBで運用し、写真・動画・個人ファイルはpCloudに置くという使い分けが、コストと利便性のバランスとして最も現実的です。
Microsoft 365の価格は今後上がる?
2026年7月からMicrosoft 365の価格改定が予定されています。現在加入を検討している場合は、改定前の6月30日までに契約する方が有利です。長期利用を考えるなら、価格が固定されるpCloudの買い切りプランも改めて検討する価値があります。
まとめ
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